実店舗を持つ業種のホームページ制作に必要なこと

店舗のホームページ制作

自サイトのアクセスが少しずつ増えてきたことで、新規案件を依頼される機会も増えてきました。これまで紹介案件に頼りきりだったので、検索してたくさんある中から話を聞いてみようと思っていただけることは嬉しい限りです。

でも、全ての案件を受けることはありません。日程の都合上、希望の納期ではできないというのもありますが、目的に向かって一緒に汗をかけるかを重視していて、これを感じない場合はお断りすることもあります。と言いつつ、実際はそこまで仕事を選べる立場ではないので、状況によってはその判断ラインがかなり低い時もあります。

最近、相談も含めてよくお声がけいただくのが、実店舗を持つ業種の方々。以前に学習塾を経営し、今も学習塾のお客様が複数いることもあって、実店舗を構える業種から Web サイト制作について色々聞かれます。

彼らが Web サイトを作る目的は、新規客を増やしたり、リピート率を上げたりといった集客することです。でも作ったものの全く成果が出ないという声をよく聞きます。

だって、お客様のことを考えて Web サイトが作られていないから

なので、以下では大きく 3 つを取り上げます。

最低限対策しておく 3 つの「ない」パターン

こういった相談の多くはサイトを見るとすぐにわかります。

  • 色使いが極端
  • 文字が多い
  • 実際の写真がない(素材写真だらけ)
  • 店長の顔すらわからない

と言い出せばきりがないですが、足りないのはお客様の視点です。

1. スマホに最適化されていない

「スマホ対策していないのはなぜですか?」と聞くと、「とりあえず、PC で見れれば良いかと思って」と答える人がいますが、はっきり言って甘過ぎます。店を探す時にわざわざ PC を 開いて検索する人はかなり少なくなっていて、今はスマホで調べます。スマホを肌身離さず持っている人は周りを見ても相当数なのではないでしょうか。

私のお客様の塾で平均を取ってみましたが、スマホ(モバイル)でのアクセスは全体の 60% で、コンバージョン(お問い合わせ)の 90% がスマホからという結果です。

アクセスのカテゴリ

もし、まだスマホに未対応なら、早急に対応するのが吉です。下記記事によると、スマホから検索する人がPCを超えました。SEO にも影響があるので、本当にスマホ対応は早くした方が良いです。

モバイルからの検索件数がPCを上回る Googleもモバイルを重視 - ライブドアニュース

2. 電話番号がファーストビューにない

PC では電話番号を表示しているのに、スマホになると非表示やタップしないと見えないといったサイトがあります。これ、非常にもったいないです。スマホは電話なので、電話番号をタップすれば電話をかけられるようにしておかないと機会損失になります。

こう言うと、デザイン上の都合や表示スペースがないというデザイナーがいますが、これをうまく見やすいように設計するのがデザイナーの使命です。

電話番号を表示する位置は、ファーストビューで、下図のようにスクロールせずとも見える位置が好ましいです。「ページの下部に大きく載せているので大丈夫」ではありません。ページ下部までスクロールさせるのは来訪者にとって不親切です。

電話番号はファーストビューに配置

3. 写真の質が良くない

写真は来訪者が行ってみたくなるか、雰囲気はどのようなものか、信頼できるかを判断する重要なポイントだからこそ、できる限りプロに頼むべきです。特にメインとなる写真はプロに撮ってもらうのと素人のそれとは全く違います。10 万円程度を予算として取っておけば、かなり細かい要求もやってくれたりします。

また、撮影時間で料金を定めている所もあるので、あらかじめ構図や撮影したいカットを決めておくと効率的に撮影が進みます。ちなみに、きっちり準備していると撮影前の打ち合わせでアドバイスをくれたり、対案を出してくれたりしますが、何よりも打ち合わせ時間の短縮になります。さらに、店長(責任者)を撮影するのを忘れないでください。

最低限をやってから運用しよう

紹介したのは一部なので対策ポイントはまだまだありますが、重要なのは「あなたがやりたいことではなく、お客様が知りたいことを考えて伝える」こと。

直近ではエステサロンから相談を受けたのですが、お客様が知りたいのはサービスや効能だけでなく、通いだしてからどう変化したかです。過程も含めて知りたいんです。それを丁寧にレポートしていけば、宣伝にもなり、信用にもなり、高度なテクニックを示すことにもなり、他店との差別化にもなります。

せっかくのサイトのコンテンツが良くても、お客様の事を考えきれていなければ成果につながりにくいかもしれません。ただあるだけの Web サイトとなる前に紹介した上記のポイントが出来ているか確認してみてください。


何度か紹介している本ですが、この価格でこの内容はすごい。

買う側のお客様の気持ちになって売り口上になるようなテキストを書く

と書かれていますが、まさにその通り。ダイレクトマーケティングの話ですが、お客様視点を理解するのにめちゃくちゃ参考になりますよ。

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