その検索結果は本当に正しい!?キーワードの検索順位の調べ方を再考する。

キーワード検索順位

新しくなったGoogleトレンドでリアルタイムで人気のキーワードを閲覧しやすくなりました。こういったトレンドを見て話題を拾ってくる人もいるのではないでしょうか。

さて、今回は検索の順位についてです。
Googleは常に検索結果の品質改善を行っていて、その結果順位変動をくらうサイトも少なくありません。 最近では、4月のモバイルフレンドリーアップデートがあり、これでスマホに未対応のサイトで順位を落としたところもあるようです。
ちなみに自分のお客さんはすべてモバイルに最適化しているので問題なかったのでホッとしています。

自分のサイトがスマホ対応かどうかは、モバイルフレンドリーテストとモバイルSEO対策を確認してみると良いです。

モバイル フレンドリー テスト結果

正しく対策できていると、「問題ありません。このページはモバイル フレンドリーです。」と表示されます。うん、わかりやすいですね。

検索順位を正しく把握していますか?

本題です。
初めての打ち合わせやその前のヒアリング時、現状分析結果の報告を受けるときに、正しくない検索順位を伝えられることがあります。先日も同じようなことがあり、椅子張り替え職人さんに

「京都 椅子の張り替え」で今2位で、これを1位にしたい。

と言われました。

職人さんの作業場

ただ、自分の環境で調べてみると、2位ではなく、2ページ目の下の方。もちろん、職人さんは目を丸くして、「どうなってんの?」と言いたげでした。実際言ってましたが。

毎月一定のお問い合わせをWeb経由で獲得していたので、検索結果が2位ということに疑いを持っていなかったようです。また、「コンテンツなくても2位になれるんだ」と思っていたようだったので、現実を知ってショックを隠せなかったようです。

なぜ順位が違うのか

考えられる要因は以下の通りです。

  1. ブラウザに検索履歴が残っている
  2. Googleに検索履歴を残す設定がされている
  3. 位置情報から推測されている

今回はまさに上記要因の1と2がその理由でした。

検索履歴は消しておく

ざっくり言うと、ブラウザはCookieを使って、一度訪れたサイトの情報を蓄積します。これが検索結果表示にも反映され、訪問履歴のあるサイトが検索結果の上位に表示される場合があります。
純粋な検索結果を知りたい場合は、この検索履歴を消しておく必要があります。

Googleからログアウトしておく

Googleにログインしている場合、検索内容と閲覧履歴がアカウント内に残る場合があります。

Google アカウントにログインしているときに、ウェブとアプリのアクティビティが有効になっている場合は、検索内容や閲覧履歴がウェブとアプリのアクティビティに保存されます。保存する内容は自分で管理できるため、いつでも保存済みの内容を削除したり、設定を無効にしたりできます。
検索内容や閲覧履歴の削除 - Googleウェブ検索ヘルプ より

とあり、これも削除すれば履歴を残さないようにすることが可能です。
Google アカウントの個人情報とプライバシー設定から検索履歴や位置情報などの設定を確認できます。 下図のように、検索や閲覧のアクティビティがオフになっていると、アカウント内に履歴が蓄積されないようになります。

検索履歴の削除

履歴を消したくない

上記の検索履歴は本来、快適にWebを使うための設定です。消したくなかったり、毎回履歴を消すのは面倒だという場合も少なくありません。かと言って検索用のブラウザをインストールするのも面倒です。

そういう場合に重宝するのがシークレットモードやプライベートモードといったブラウザに備わっている機能です。

Google Chromeのシークレットモードを使う

Chromeではシークレットモード、Firefoxではプライベートウィンドウを使うことで、検索履歴やGoogleアカウントからログアウトした状態で使用することができます。 Chromeでは、macの場合は「Shift + command + N」もしくは、ツールバーから「ファイル → 新規シークレットウィンドウ」から 呼び出すことができます。

シークレットウィンドウ

上記の画面ですね。 ショートカットに興味のある方は、キーボード ショートカットにまとまっているのでご参考までに。

スマホでも順位チェックはシークレットモードを使う

スマホ(モバイル)の検索順位チェックも重要です。
というのも、PCとスマホでの検索結果は全く同じではない場合があります。広告の表示数だけでなく、スマホ対応しているかどうかも検索順位に関わる場合があるからです。

Chromeにはモバイル版があるので、これを使っている人はPC版と同じようにシークレットウィンドウを使えば良いのですが、日本はiPhone大国なので、多くの方がsafariを使ってブラウジングしているはずです。なので、safariではプライベートモードを使うようにしましょう。

詳しくは、softbankのヘルプに載っています。

search consoleでも確認する

サイト制作時には、解析ソフトのアナリティクスと合わせてウェブマスターツールの設定をすることが一般的です。(このマスターツールは Search Console に名称変更)

Search Console を使えば、検索されたキーワードの掲載順位を確認することができます。

Search Console

これはかなり使えるツールで、クリック数や表示回数、掲載順位をページやキーワードごとにグラフと表にしてくれます。

これと実際のブラウザとの検索結果を照らし合わせることで、履歴に左右されない正しい順位を把握することが可能になります。

Search Consoleの左メニューから、検索トラフィック → 検索アナリティクスに進み、上図では掲載順位としていますが、クリック数や表示数にチェックを入れるだけです。

自分の場合は、「html googleに嫌われるソース 」というワードでのクリック数が高かったので、新たな発見でした。
検索順位を気にされる場合は、この Search Console でのデータも合わせて確認するとより正しい順位の把握につながります。

また、期間での順位をグラフで表示してくれているので、冒頭のモバイルフレンドリーアップデート(長い…)のような変動が懸念される場合の推移が一目で確認できます。

検索順位とコンテンツ

自分の感覚値ですが、今回の椅子張り替え職人さんのように、間違った順位で認識している人がまだまだ多いです。

毎回の確認においては、必ずシークレットモードでの検索を徹底し、より正確な掲載順位や順位変動を知りたい場合は、Search Consoleの検索アナリティクスで確認することが良いです。

名前がマスターツールから Search Console に変わりましたが、基本は同じなので読んでおくとかなり理解できますよ。

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